ツーモラリスト

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人生、勝ち方より守り方

【お金のワナ】いくら増やしても、使えなければ意味がない紙切れ

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今日のテーマ:お金との健全な付き合い方

こんにちは、秋山です。

あなたにとってお金とは何でしょうか。まだ小さな子供や、その価値を知らない人から見ると、お金は単なる金属や紙でしかありません。例えばお小遣いを毎月500円玉で
もらっている小学生がいたなら、その子にとって1万円札はただの紙。そして親戚からのお年玉(お札)は両親の手に。皆さんはそんなことをせずに、お金の教育をしてあげましょう!

お金は限られた場所・時に使えるもの

東京ディズニーランドにはファストパスという便利なチケットが存在します。発券すれば、各種アトラクションの通常入場口に並ぶことなく、通常より短い待ち時間でアトラクションを利用できるようになる、魔法のチケットです。これを使うと、通常だと2時間待ちだったりする物に10分くらいで乗れちゃいます。

ファストパスは、待ち時間を大幅に減らせるチケットですが、これは現実世界における「お金」と同じ役割を持ちます。夜行バスではなく新幹線、下道ではなく高速道路を利用するなど、通常料金以上の料金を払えば、制限を外すことができますね。

そして、ファストパスはディズニーランド園内から外に出たら単なる紙切れに変わります。ファストパスを使う本来の目的は、乗り物の待ち時間を減らしてより一日を楽しむこと。どれだけ発券したところで、使わず家に持ち帰っても意味はありません。

お金も同じで、どれだけ多額のお金を所持していても、無人島や現地通貨以外を使えない海外では紙以上の役割を持ちませんね。お金があれば何でもできる。お金が無いと不安だ。このように感じるのは、お金に対して過度な信頼をしている証拠。

お金そのものに価値はなく、交換先に価値がある

育った環境や周りの経済状況により、人それぞれが持つお金のイメージは異なりますが、はっきりしているのは、お金は何かと交換するための手段・道具であるということ。お金との付き合いを、単に増やしたい・減らしたくないと考えるのではなく、お金を使って何を手に入れるかと考えてみる。そのためには、言葉の前に『何のために』を付けてみてください。

お金を何のために増やしたいのか?何のために減らしたくないのか?お金が無いとご飯が食べられないと思うなら、お金が無くてもご飯を得るための方法を考えてみる。目先の損得に振り回され、感情に左右されるのではなく、手段と割り切ってお金と付き合ってみる。健全なる付き合い方ができれば、お金に支配されない生活を送ることができるでしょう。 

まとめ

お金に対するイメージを定め、目的に向けた『道具』と理解する。