ツーモラリスト

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人生、勝ち方より守り方

いつまでたっても理解力が向上せず、できないと落ち込んでるあなたへ

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今日のテーマ:行動に躊躇してしまう時の心得

こんにちは、秋山です。

仏教用語に「冷暖自知」という言葉があります。水が冷たいか暖かいか、いくら他者から説明を聞いても自分で触るまでわからない、という意味。これが熱い火なら、触れて火傷した人しか火の熱さも火傷の痛みも知り得ない。つまり、物事をきちんと理解するためには、自身で経験することが不可欠ということ。

考えるより先に身体が動くぐらいでちょうどいい

人はよく、何か行動を起こす前に色々な考えで頭をいっぱいにします。正しいか正しくないか、損か得か、意味があるか、何が得られるか・・・でも、どれだけ慎重に検討したところで、行動してみなければ何一つ得ることはできない。

検討する前には、その考えている時間が何よりもったいないことに早く気付くべき。

やらないと「できる」はわからない

これから初めて自転車に乗ろうとする子供が、転んでしまう恐怖に怯えて最初の練習を行わなければいつまで経っても自転車に乗ることはできません。

自転車に乗ることができる人からどれだけコツを聞いても、「コツがわかる本」を読んでも、イメージトレーニングをしても、身体を動かさないと身には付きません。

 逆に、苦労しながら身体で覚えたことは、時が経っても忘れにくくなります。失敗が続くこと、損失が重なることは、一見すると回り道のように見えますが、実はそれが最短の道。 

だからこそ、失敗を恐れがちな人は要注意です。その恐怖が強すぎると何も行動ができなくなり、何一つ経験の得られない人生を送ることになってしまうから。

【まとめ】

一見すると不安に見える行動が、借り物ではない一生使える経験の体得に繋がる。