ツーモラリスト

ツーモラリスト

人生、勝ち方より守り方

借金ができる人は、それだけで価値がある?硬貨や紙幣と違う価値とは

f:id:canopysand:20161103134629j:plain

今日のテーマ:お金よりも大切なもの

こんにちは。秋山です。

皆さんは、世の中に「お金より大切なもの」があると思いますか?その前に、そもそもお金とは何なのか?考えてみましょう。

『お金とは信用を数値化したもの』

例えば一万円札。これは日銀が発行している「日本銀行券」のこと。当たり前のことだけど、この一万円札という紙切れに一万円分の価値はない。では、なぜ一万円の価値があるのか。

それは日本という国の「信用」のおかげ。国が定めたものだから、まさか日本が破綻するはずがないだろう、という「信用」のこと。つまり、お金(通貨)は、信用を付与したものにすぎない

通貨という信用を担保に、物々交換をしている

当然、国や日銀への信頼が失われたら、一万円札は紙切れになります。もっと身近な例で、例えると。あなたが終電を逃してしまった時に泊めてくれる友人がいる。引っ越しをするときに手伝ってくれる友人がいる。

「友達だから当然」ではなく、あなたが相手からホテル代や引っ越し代に相当するだけの信用を得られている証拠。よって僕らは、信用をベースとして対価物を手に入れている

信用があれば、物以外とも交換ができる

信用をベースに買えるものがもうひとつあります。それは「時間」。例えば、会社を設立するための資金を銀行から融資を受け、お金を調達する。これは信用をもとに、設立資金を貯める時間をショートカットしているということ。

なお、投資という言葉は、金融投資や自己研鑽をイメージしがちですが、広義の意味では「人間関係」においても使われる。あなたは「信用」に対して十分に投資をしていますか?もし、疎かにしているなら、あなたが本当に困ったときに苦労する可能性は高い。お金や時間は信用で買えるが、どれだけお金・時間があっても、信用を買うことはできないから。

【まとめ】

信用があれば、お金も時間も手に入れることができる。
お金と時間があるからといって、容易く信用を得ることはできない。