【忍耐による成果】今を取るか先を見るか、あなたはどっち?
今日のテーマ:今日の「自由」は、将来の○○
こんにちは、秋山です。
今、あなたが毎日の仕事をそつなくこなし、週末は友人と飲みに行ったり、趣味に没頭したり、年に数回の海外旅行を楽しむような、決して贅沢ではないけど、不自由の無い生活をしているのなら、少し考えてみてほしい。
今の楽は将来の苦、逆も然り
水戸黄門のモデルといわれる、徳川光圀。江戸時代、生活に困っている百姓に対して、薬や食べ物を与えたなどの人格者と伝えられていますが、彼の言葉に苦は楽の種、楽は苦の種というものがあります。
解釈としては、楽しいときには浮かれず、苦しいときにも希望を失わないこと。目先のことに一喜一憂することなく地道な努力を続けなさい。などと言われますが、今の時代に生きる僕らが学ぶべきことは、そんなことではなく・・・僕らが「楽」を感じるとき、それは将来の「苦」となる原因を作っている。
「定時で帰れてラッキー」から「仕事が無くてアンラッキー」の思考へ
昔、僕がデスクワーク中心の仕事をしていた頃、業務の落ち着く時期には毎日定時で帰れていた。でも僕の場合、仕事の効率を上げたわけではなく・・・単に、与えられた仕事量が少なかっただけ。
仕事量が少なくて毎日定時に帰れるということは、本来、仕事をしながら身に付けるべきスキルや知識が十分に身に付かない。すると、周りから仕事が与えられなくなる。そして、定時で帰る。以下ループ。
このダメループから抜けるためには他人の仕事を奪って力を付けるか、スキルアップを目的とした社外活動をするか。僕はどちらも行うことで何とかループを抜けましたが、あのとき「楽」に身を任せていたら、会社や組織から必要・期待されない人間として、取り返しのつかないことになっていたかもしれない。
不自由な苦しさを糧に、将来の自由を掴め
夏休みの宿題も、これと一緒。先に楽をする(サボる)と、休みの最終日に地獄を見ます。今、自分の時間をたっぷり確保でき、何かを学ぶ機会に恵まれているなら飲み会やデートなどの「楽」しみだけに使うのではなく、有識者との情報交換会や自己スキルを高める時間に充てると良い。
慣れないこと・人との関わりで仕事以外のストレスもかかり、「苦」しさを感じるかもしれないが、その「苦」は必ず、あなたの将来の「楽」を作る。
【まとめ】
将来の自由のために、今は、不自由さと共に過ごす。