投資や資産運用でリスクを減らしたい方向け、誰でもできる簡単な方法
今日のテーマ:今からできる、最も簡単なリスクヘッジ
こんにちは、秋山です。
最近、特に女性の方から資産運用について相談される機会が増えています。その中で、どうすればリスクを回避できるか?と質問を受けることもあるのですが、あなたなら、どのようにリスク回避に取り組みますか?
リスクの正体を見破る
まず、リスクとは『不確実性』であり、危険度・損失額のことではありません。将来どうなるか分からない事象につき、その不確実性を減少させるための行動が『リスクヘッジ』となります。
この考え方は金融以外でも同じで、サラリーマンの方が、勤め先の業績悪化、リストラというリスク(不確実性)に対し資格取得、スキルアップ、社外交流で人脈を広げるなど、自身の経験や価値を高めることも、リスクヘッジの一つ。
資産運用におけるリスクヘッジというと、分散投資を思い浮かべがちですが、最も簡単で、ほぼ全ての方ができる、運用結果が損益どちらでも問題ないリスクヘッジの方法があります。さて、これは何でしょうか。
誰でもできる、将来に向けた準備
答えは、しっかり貯金をすること。
貯金だけを続けることが将来のリスク、と気づき、そのヘッジのために資産運用に取り掛かるのであれば、逆に考えると、運用のリスクヘッジは貯金を続けることです。
もし、あなたが定職についておらず、毎月の収入が不安定な状況なら、資産運用をしようと思いますか?
月間、年間で安定して貯金をできる人は、運用で損失が出たとしても、一気に生活が困難になることはない。毎月の安定収入があるからこそ、不確実性を低減させられる。
そして多額の貯金を作れる人は、周りに比べてより大きな不確実性にチャレンジし続けることができるから、当然、リターンを得る機会も増える。
【まとめ】
毎月、毎年の貯金額が多くなるほど、負えるリスクの許容度が広がる。