お金の増える使い方
今日のテーマ:お金の増える使い方
こんにちは、秋山です。
今日は前回の続き。お金の使い方について。お金の使い方には二種類あります。一つは「お金が増える使い方」、そしてもう一つは「お金が減る使い方」。
使ったら減るのは当たり前、ではない
お金を増やしたい!と言葉に出しながらも、お金が減る行動をしてしまっては、いつまでもお金に困る生活を過ごす羽目になります。たとえば、
・宝くじで大金が当たった
・遺産相続で資金が入った
・投資で大きなリターンを得た
このように、何らかの事情で突発的にお金が増えたとしても、お金を増やす努力をせず、お金を使うだけなら、ただお金が無くなっていくだけ。
実際、得たお金を使い切ってしまった後は、再度大金を得ることは難しいでしょう。前回書いた通り、お金は使うとスペースが空き、新たに入ってくるようになります。では、どのように使うべきか?
お金が減るだけの使い方=散財
使え使え、と言っても散財はNG。散財とは、目的の無いまま目先の損得にとらわれて、お金を使ってしまうこと。感情によってお金を「使わされて」いるので、その瞬間は楽しくても、いざ振り返ってみると、自分自身に何も残っていないことが多い。
何かにお金を使っているのに、あなた自身を成長させることはなく、そんな経験を繰り返すうちに、何に使ったか把握できないまま、ただただお金が減っていく。もちろん、お金以上に大事なあなたの時間も失っています。
どんな話で盛り上がったか覚えていないような飲み会。学びではなく参加することが目的化しているセミナー。この使い方ではお金は一向に増えません。それでも人脈は増えた?いいえ、増えたのはただの飲み友と、意識高い系の友人だけ。
何にお金を使うか、しっかりと考えてから使う
ポイントは、何にお金を使うのかを決めること。たとえば、自分が成長するような使い方をする。成長と一口に言っても、定義は人それぞれにあるはず。収入を上げること?
他者に認められること?変わろうと努力すること?・・・etc。定義は様々ですが、成長のためには、目標の明確化が必須です。
「これをしたい!」という強い想いから目標に向かい、努力の結果、成長を得ます。将来、○○を手に入れたい。そのためには××が必要なので惜しみなくお金を使う。これは、何にお金を使うかが分かっている状態です。
また、お金が増える使い方には、人のために「与える」という方法もあります。マイクロソフトの創設者であるビル・ゲイツは、誰もが知っている大金持ちですが、得た利益を独り占めするのではなく、財団を立ち上げ社会に対して還元しています。お金があるから寄付をする、ではなく、寄付をするからお金が入ってくる。個人レベルでは金額は知れてますが、それでも寄付は自己価値を高めます。
自分のためにつぎ込んでも、リターンはない
株式投資の利益を得たい場合、口座を開くだけではリターンを得ることはできません。リターンを得るには株を買わないといけない。株を買うと、貯金は減る。この瞬間だけを見ると、資金はマイナスになります。でも、飲み会での散財とは異なる使い方をしていることがわかる。株は本来、会社の成長を願い、発展を期待して購入するもの。自己のためだけではなく他者(他社)のための使い方です。
・自分の快楽のため、ひとときのために使う
・誰かのために使う、与える
「お金を使う」という点だけで見ると、どちらの使い方でも短期的にはお金が減ってしまいますが、その後の結果は全く異なります。誰かのためにお金を使うことができれば、あなたのお金が増える可能性は高まりますね。
【まとめ】
お金は、自分のことしか考えていない人が追いかけても、
手に入るどころか遠くに逃げていく性質がある。