ツーモラリスト

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人生、勝ち方より守り方

【生き金と死に金】マネーオンチになる前に、生き金を学べ

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今日のテーマ:あなたが知らない、生き金の使い方

こんにちは、秋山です。

お金には、たくさんの顔があります。使い方・貯め方・守り方・増やし方など、それぞれの性質がわかっていなければ、いつまで経ってもお金をコントロールすることはできません。今日は使い方について。あなたはしっかりと生きたお金の使い方ができていますか?

ご馳走しても、生きたお金にならないこともある

例えばあなたが、残業の続く仕事を部下に任せている上司だとします。週末、いつもより早い時間帯に帰宅できそうな部下が三人いたので、自身のポケットマネーから10,000円を取り出し、「毎日ご苦労様。これで飲みにでも行ってきなさい」と、渡してあげました。

さて、この行動はあなたにとっての「生き金」となったでしょうか?

効果的な使い方ができなければ、単なる死に金

労いの気持ちは伝わったでしょうが、この使い方は残念ながら、「死に金」です。

10,000円を三人で割ると、一人3,333円。夕方から三人で飲みに行った場合の会計は、この金額を超える可能性が高いといえます。部下からすると、ありがたみは感じるものの足が出た分は自腹となるので、深い感謝にならないどころか、「もっと出してくれたらいいのに…あの人ケチじゃない?」とまで言われてしまうかも。

生き金とは、相手に感謝される支払いのこと。感謝の薄いお金は死に金です。

相手の予想を上回ってこそ、生き金となる

金額を上げず、10,000円を効果的に使うのであれば、仕事終わりではなく午前中にお金を渡してあげるべき。あなたが逆の立場で、お昼前に上司から「毎日ご苦労様。今日はこれでランチに行ってきなさい」と、10,000円を渡されたら、「なんて太っ腹な上司なんだ!」と感じてくれるでしょう。金額の大小ではなく、相手の思惑との「相対額」によって、金の生き死には決まります。

【まとめ】

不意をつくから金は生きる。