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人生、勝ち方より守り方

【楽チンな貯金の方法】毎月の予算を決めて、支出を管理する

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今日のテーマ:支出を管理するための仕組み作り

こんにちは、秋山です。

前回に引き続き、誰でも簡単に貯金ができるコツをお伝えします。なお、前提として今回の記事は、自分の適正な貯金額や目標を定めて読むと効果倍増!まだ実践できていない方は、過去記事を参考にしてみてください。

money-with-life.hatenablog.com

毎月かかっている支出額を確認する

貯金をするための公式は「収入-貯金=支出」でしたね。とはいえ、いくら貯金額を上げたいからと月収の9割を貯めていっては、間違いなく生活が困窮します。まずは生活にかかる経費を算出して、生活するために最低必要な費用(生活必需費用)を把握しましょう。

家賃や光熱費、通信費、保険料などの固定費は、ほとんどの人は算出できます。ただし、削減しようと考えない

※本来は算出後にムダを省いていくのですが、このコツは別の記事に書きます

変動費を更に2つに分け、改めて貯金の公式に当てはめる

変動費は毎月固定でかかるものではないので、金額の確認が難しいかもしれませんね。
直近1~3ヶ月くらいの平均を思い出しながら、ざっくりどれくらいお金をかけているかをまとめていきます。

変動費は、①生活必需費、②その他(娯楽や自己投資など)の2種類に分けて考えますが、

生活費:食費、生活用品費、被服など

娯楽費:交際費、趣味や旅行、遊びにかかる交通費、習い事などの費用など

自己投資:資格取得、セミナー受講、学びに使う費用など

このような支出の中で、書籍や服飾、美容などは①と②が混ざりやすいですね。そのため、要・不要の観点から分けていきましょう。例えば女性なら、美容院は必要だがネイルは必需ではない、など。主観だと全て必要に思えてくるので、自身を客観視することを意識しましょう。最初は、誰かに支出を見てもらうことが有効です。

「収入-貯金=必要生活費+その他」

ある程度自分の支出が把握できたら、目標の貯金額を貯めることができるかを確認します。

例えば「月収28万、固定費12万、変動費13万、余り3万」という無駄遣いの多そうな方が、これから毎月8万の貯金に挑戦する場合。

固定費と変動費から必需費を計算したところ、家賃や携帯代・食費など日常生活を過ごすために必要な費用は14万円だったとしましょう。そうすると、『月収28万-貯金8万=生活費13万+その他6万円』となります。

目的別の財布や口座を用意する

これまで飲み会や娯楽費にお金をかけてきた人が貯金体質を身につけるためには、毎月の予算組が必須で、ここが最も大事。先ほどの例だと『その他6万円』の内訳を先に決めてしまいます。飲み会を含めた交際費に3万、映画や書籍に05万、習い事に1万・・・など。

もし意思の弱さによって予算をオーバーしてしまいそうな項目があれば、予算分の資金を入れる財布を別途用意します。(立派な財布ではなく百円均一とかで買ってもOK)

給料日とともに交際費用の財布へ3万円を入れておき、使い切ったら遊びに行けないルールを設定する。これはパーキンソンの法則の第2法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」を参考に、最初に枠を決めておくことで予算オーバーを防ぎます。

デビットカードを使うのもアリ

財布を分けるのが面倒、と言う方はデビットカードを利用しても良いでしょう。

デビットカード - Wikipedia

デビットカードとは、預金口座と紐付けられた決済用カードである。
金融機関(一般的に銀行)が発行し、このカードで決済すると代金が即時に口座から引き落とされる仕組み。

支払いの際、クレジットカードのように店で提示することで、利用した代金が即時口座から引き落とされます。

デビットカードを所持する際のコツは、引き落とし用の銀行口座を作り、毎月使う金額(予算)のみ口座に用意すること。理由は、貯金口座から引き落としてしまうと際限なく使えてしまうから。

先ほどの例だと、娯楽費を月に6万円と設定したなら毎月6万円だけ口座に入金し、娯楽関係の費用はデビットカードから支払う。こうすれば、現金を持ち歩かなくてもすむし、使いすぎることもない。

まとめ

お金に支配されるな。お金を支配しろ。