ツーモラリスト

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人生、勝ち方より守り方

「時は金なり」の本当の意味とは? 時間活用の前に、時間感覚を知る

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今日のテーマ:Money is Time

こんにちは、秋山です。 

時は金なり、という言葉。辞書で調べてみると、「時間は貴重で有効なものであるから浪費してはならない」との意味で出てきます。でも、貴重で有効なもの、と言われてもいまいちピンとこない。そんな方も多いはす。

お金よりも大事なもの、それは『時間』

時間は有限と誰もが気付きながら、同じく誰もが無駄にしがち。時は金なりと聞くと、一見「時=金」のように見えるけど、時間を使ってお金を得られても、お金で寿命を買うことはできない。つまり、価値が高いのはお金ではなく時間。時間とは、どんなものでも交換できるチケットのようなもの。何と交換するのかは、あなた次第。 

たとえば時間を、

睡眠に使うと「休息」と交換できる。

運動に使うと「健康」と交換できる。

交流に使うと「思い出」と交換できる。

家族に使うと「愛情」と交換できる。

労働に使うと「お金」と交換できる。 

時間と何かとの交換は、生を受けた瞬間から一切やめることができない。常に何かと交換し続ける。死ぬまで、一生交換し続ける。お金は使わない分を保存できるけど、時間を貯めることはできない。使用期間はとても短く、この瞬間を使えるのは「」だけ。

誰よりも上手に、時間を活用せよ

たとえあなたが、どれだけ過酷な状況にいたとしても、誰かの助けを借りたいと困っていても、時間は待ってはくれない。時間は誰にでも平等です。 そして、投資や資産運用においては、結果として、うまく時間を活用できた人がお金を得ることができる。隣の人と並んで「よーい、どん!」で始まるのは学科試験だけ。皆、あなたに教えることなく黙々と準備を進めている。

資産運用で上手くいく人とそうでない人の差は、知識量でも資産力でもない。決断してから行動に移すまでの時間です。経営者や投資家、事業家はとにかく決断が早く、行動も早い。もちろん、一つの決断で全てが決まるわけではなく、何かへの一歩でしかありません。でも、その一歩を踏み出せるかそうでないかで、人生が決まります

「決断し、行動する」までの時間を短縮する

たとえば、普段の1日のスタートを考えてみる。朝起きて支度をしながらどの服を着ていこうか考える。こっちの方が良いかな・・・でもこれだと靴に合わないし・・・そうこうしている内に、家を出る時間が迫ってくるので何か服を選んで出かけます。一旦家を出て電車にでも乗ると、車内ではスマホを片手に、Facebook記事を眺め、出社してからの仕事の進め方や、夜の予定のために何時に退社するか、と考え始める。 

さっきまで服選びに時間をかけていたのに、終わると別のことで頭がいっぱい。悩んでいた時間がもったいなかった!と思うことはありませんか?何事もそうですが、決断するから行動に繋がり、次のステップに進みます。

「決断し、行動したら目的達成!」ではない

申込むまでは散々悩んだのに、購入したら後はほったらかし。これ、投資信託の購入生命保険の加入にありがちです。日々の忙しさに追われてしまうのはもちろん仕方ないことですが、忙しさに追われ続けたくないからこそ、何か行動を起こしたはず。 

決断後の行動とは、靴紐を結ぶようなものです。「何かに挑戦しよう」と考えても、靴を履いたところで満足しては意味がない。靴紐を結んで、次の行動はドアを開けること。そしてその次は…と、あなたの道は未来に続きます。 

1日を秒に換算すると、86,400秒。たった86,400回を数えるだけで、1日が終わります。あなたが手に入れたいものは、お金?それとも時間?

【まとめ】

時(を活用できる者)は、金成り。