【投資をしない損】自分を変えたいなら、まずは環境を変えろ
今日のテーマ:口を空けて待つリスク
こんにちは、秋山です。
2016年9月に金融庁が発表した金融レポートによると、投資教育を受けたことの無い方の割合は、約7割。これは、金融庁が実施したアンケート調査による回答で、さらに投資経験の無い人の2/3は、「そもそも投資の知識は不要」と、考えているようです。
何もしなくても得られる利益、なんて無い
これに対して金融庁の指針をレポートから一部抜粋。
『本人が行動を起こさなくとも投資教育を受けることができる外部的な環境(※)の整備が有効』※職場積立 NISAや確定拠出年金等
うーん・・・行動を起こさなくてもいい環境より、行動しないとこうなるよ!と教育してあげた方が、本人のためになりそうですが。しかも、用意される環境が「職場積立 NISA、確定拠出年金」って・・・
利用者は、本当に将来の費用が賄えると思っているのだろうか。
僕はこれまで、「投資の知識は不要」と考えている多くの方が、「投資をしないとマズイ」の思考に変わる瞬間を見てきました。
そして、投資未経験者が何かしらの行動を起こし、投資家としてデビューする姿を何度も見てきましたが、結局は『どれだけ自分事として捉えられるか』に尽きます。
自分の人生こそ、自分で舵を切るべき
これから一人暮らしを始める人は、自分の足で不動産屋に行き、複数の物件を見て回りますよね。引越後はしばらく住み続けるので、きっと真剣に探すし、自分の生活スタイルに合った家を選ぶでしょう。親や友人が選んだ物件に決めて、住み続けるような人は多くないはず。
これは、資産運用も同じ。しばらくどころか、一生付き合うお金について、行動を起こさなかった結果、どうなったとしても、自分の責任。何もしなかった結果、生活に困らないかもしれないが、生活に困るかもしれない。
生活に困り始めてから勉強を始めても、もう遅い。
【まとめ】
環境を用意してもらうのはなく、自分に必要な環境を求める。