【思考の癖(続き)】行動前の『悩む時間』が一番の損失
今日のテーマ:思考のクセを変えるために(続き)
こんにちは、秋山です。
先週の続き。とある相談者(Aさん)は「投資は怖いもの」との思い込みがありましたが、実際には、未経験(資金を動かすこと)に恐れがあることがわかりました。
頭が悩んでしまう前に、手足を動かす
A:何となくですが、投資が怖くなくなってきました。
僕:それは良かったですね。
A:いつか資金を動かすために、投資の勉強を続けたいと思います。
僕:いつか、とはいつですか?
A:えっ、それは・・・まだ決まっていません。
僕:受験勉強は終わり(試験日)があるから、勉強に取りかかることができます。いつ行動を起こすかを決めないと、いつまでも今の状態から抜け出せませんよ。
A:で、できれば早いうちで・・・。まずは勉強から始めます。
僕:投資について、何を勉強するのでしょうか?
A:それは・・・まず本などで基礎知識を付けたり、自分に合う投資方法を学んだり。
僕:Aさん、車を運転したことの無い人が教本をいくら読み込んでも、運転のコツはわからないと思いませんか?投資も同じです。本を読んだところで、実際の投資経験がなければ、イメージは湧きません。
A:確かにそうですね。
僕:「自分に合う投資」というのも、家族との時間を最も大切に考えている方が、毎日チャートを分析したり、貴重な休日を全て物件探しに費やしたりすることは自分に合った投資手法と言えるでしょうか。
A:万人に当てはまるような最適な手法は無いのですね・・・
僕:Aさんの不安の種は、「投資で損すること」ではなくて「初めての経験」に対してでしたよね。まず今から学ぶべきことは、どうすれば初めての経験が怖くなくなるか、です。しっかりした投資の勉強は、行動を起こした後から平行して進めましょう。
A:わかりました!
【まとめ】
何か始めようと思うとき、その行動自体に勉強はいらない。
行動前の悩む時間こそが一番の損失。